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挫折を乗り越えて
日本の高校と向かい合う
話題の「元・社会起業家」
挫折を乗り越えて
日本の高校と向かい合う
話題の「元・社会起業家」

ビジネスコース

税所 篤快

2015年 新卒
株式会社リクルートマーケティングパートナーズ
まなび事業本部 高校支援統括部 支援推進1部 首都圏3グループ

PROFILE

早稲田大学在学中の2009年にバングラデシュに渡り、同国初の映像授業「e-Education Project」を立ち上げ、4年連続で貧困地域の高校生を国内最高峰ダッカ大学に入学させる。2014年には世界銀行本部イノベーションコンペティション最優秀賞を受賞。しかしその後、事業の行き詰まりを感じてリクルートマーケティングパートナーズへ。現在は千葉エリアの公立高校を中心に『スタディサプリ』の導入などを進めている。著書に『「最高の授業」を、世界の果てまで届けよう』(飛鳥新社)など。

またいつか、
世界を舞台にした事業を
仕掛けたい
またいつか、
世界を舞台にした事業を
仕掛けたい

ー リクルートという会社をどう思いますか?

僕は大学生の頃から、途上国の教育問題を映像授業で解決する国際教育支援NGOの創立者として活動してきました。しかし、事業として長続きさせることができず、行き詰まりを感じていたんです。

そんなときに『スタディサプリ』の生みの親である山口文洋さん(リクルートマーケティングパートナーズ代表取締役社長)から、「まだ若いんだし、修行にくるか?」と誘われてリクルートに入社しました。同じ映像教育サービスなのに、自分のプロジェクトは挫折して、『スタディサプリ』は日本の学生に受け入れられた。その違いを知りたいという思いもありました。

入社して3年経ちますが、とにかく圧倒的に面白い人が多いです。みんな身体的にも精神的にもタフだし、教育を変えたいという想いも強い。こういう人たちがチームを組むと事業も伸びていくのか、という学びと驚きがたくさんあります。

ー いま、熱狂していることはなんですか?

お仕事させていただいている千葉の高校には、本当に面白い先生が多いのですが、その方たちと一緒に『スタディサプリ』を使った学校改革を仕掛けていくことに、無限の可能性を感じています。

学校という「場」には閉鎖的な印象もありますが、かけがえのない恩師や友人に出会える場所でもある。僕が教育に関心を持ったのも、やはりいい先生や友人との出会いがきっかけでした。

ある学校が『スタディサプリ』を導入した結果、それまで復習すらしなかった生徒が10時間、20時間と勉強するようになったんですよ。また、授業に対する生徒の姿勢が前向きになり、雰囲気が明るくなった学校もあります。自分の仕事によって学校全体が変わっていくのはすごく楽しいです。

個人的には、「どこの大学に合格した」とか「偏差値が上がった」なんて、本質的な価値ではないと思っています。それよりも「英語が楽しくなった」とか「ずっとつまずいていた数学が理解できるようになった」とか、学びが面白いと感じる瞬間を増やしていくことのほうが大切。そういうことに貢献できるような仕事をしていきたいです。

ー あなたが大事にしていることはなんですか?

「目の前の人を動かせずして、世界を動かすことはできない」。この言葉に尽きます。じつは入社して1年くらい営業成績がゼロだったんです。先生って、教育への想いを内に秘めている方が多くて、すぐには心を開いてくれないんですよ。それに僕は気づくことができず、「面白くない人たちだな……」と思っていました。

当時は、上司からも先生たちからも怒られてばかりで、ここでは言えないような失敗も散々やらかしました。結局、会社にも先生にも馴染めず、完全に腐っていたんです。ずっと海外で活動していたことのプライドや、理想と現実のギャップが足かせになっていたんだと思います。

でも、そんなときに先ほどの言葉を上司から言われ、それをきっかけに仕事や先生たちへの向き合い方が変わりました。目の前に困っている人がいたら、場所なんて関係ない。どこだろうと自分にできることを考えて、実践するべきなんだと。

それからは粘り強くヒアリングするようになり、先生たちも協力的になってくれました。どんどん仕事も面白くなって、次第に成績も伸びはじめました。またいつか、世界を舞台にした事業やプロジェクトを仕掛けたいので、それまでにもっといろんなことを吸収していきたいですね。

※所属や役職は、2018年3月時点のものです。