• グローバル

未来を切り開くパイオニアが、
「スタディサプリ」に込めた想い。

西山 亮介
株式会社リクルートマケティングパートナーズ
まなび事業本部
オンラインラーニング事業推進室
事業開発部 兼 グローバル事業開発部 部長
Quipper Limited
Director
ビジネスグロース
2006年新卒入社

「未来を創造すること」
「現場の気持ちを大事にすること」
「プロフェッショナルとしての自覚を持つこと」

受験生の多くが利用する「スタディサプリ」を立ち上げた西山さんですが、現在の業務内容はどのようなことをしていますか?

「スタディサプリ」「ゼクシィキッチン」「キッズリー」などを運営する、まなび事業本部オンラインラーニング事業推進室事業開発部と、「Quipper Video」や「Quipper School」を運営するグローバル事業開発部を兼務しています。ネット系・コンサル系・教育系・金融系など実にさまざまなバックグラウンドの人が働いていて、さらに2年前にはQuipperを買収し、一緒のチームになったことでグローバルな環境へと変化しました。日本で100名くらい、グローバルの組織で500名くらいがチームとして働いています。
社内外含めて、いろいろな方と協働して業務を行っています。そのような中で、責任者として、ヒト・モノ・カネにおいてチームのみんなが働きやすい環境をつくり出せるように気をつけていますね。また「チームのみんなが決められない事を自分が決める」「チームのみんなが決められる事はみんなに決めてもらう」ということも意識的に気をつけています。

2006年に新卒でリクルートに入社されていますが、学生時代にはどんなことを学んでいたのですか?

大学では理系に進もうと最初から決めていたのですが、その中でも、モノ作りに関わりたかったので建築学部に入りました。実際に大学に入ってみると予想以上に大変でした。例えば「図書館を設計する」という設計課題ひとつとっても、ただ決められた敷地のなかで建物を設計するということではなく、周囲の環境や歴史、社会、思想、哲学などさまざまな要素を考慮した上で、どんな図書館を建てるべきかを考えなさいと言われたのです。
自ら課題を設定したうえで、それを解決するためのプログラムを構築し、そのアウトプットとして建築があるという考え方を叩き込まれました。そのなかでも自分が特に興味があったのは、「そこにどんな課題があるのか」を読み取るということでした。それならばアウトプットの形は建築でなくてもいいのではないか、という考えに行きつきました。

数ある企業の中で、リクルートを選んだのはなぜですか?

アウトプットが建築じゃないとしたら、マーケティングというのもいいのかもしれないと思い始めていた頃、リクルートの冬のインターンシップにいく機会に恵まれました。そうしたら、そこに集まっていた仲間がおもしろく、また、メンターの社員も刺激的な人たちばかりだったのです。ちょうどその時に読んでいた本に書かれていた「どこ行きのバスに乗るかよりも、誰とそのバスに乗るかが大事」といった話にも影響を受け、「よし、ここだ」と思いました。

実際に入社されてみてどうでしたか?

リクルートに入社してからは、本当にいろんなことを経験させてもらいました。特に多くを学んだのは、入社4年目に配属になった現リクルート住まいカンパニーの事業開発室で仕事をしていたときです。そこで学んだことは主に3つあって、「未来を創造すること(意志)」「現場の気持ちを大事にすること(ユーザーファースト)」「プロフェッショナルとしての自覚を持つこと(覚悟)」なのですが、いまもこれらは僕の根底に流れているものですね。

日本から世界へ。
「学びたいすべての人が学ぶことができる世の中を実現する」

「0→1」と「1→100」ご自身ではどちらに当てはまると思いますか?

「スタディサプリ」は「0→1」から立ち上げ、今まさにサービスを育てる「1→100」に挑戦中です。「スタディサプリ」を立ち上げるきっかけとなった新規事業提案制度「NewRING」の最終プレゼンテーションでは、「誰もが明るい未来を夢見ることができる世の中を作りたい」ということを伝えました。そしてそのためには、教育を解放し、まずは日本の未来を変える必要があると。つまり、日本を世界に誇れる国にしたいということを考えたのですが、いまもこの想いはまったく変わっていません。さらにその先には、「スタディサプリ」が教育インフラの整備されていない国のプラットフォームとなり、最高の学びを世界の果てまで届けるというビジョンを思い描きました。「学びたい人が誰でも学ぶことができる世界、ひとりでも多くの人が自分の未来のために学ぼうと思える世の中を実現する」という事を本気で考えています。

「スタディサプリ」を立ち上げてみて、どのように感じましたか?

正解がないコトに対して、自分たちで仮説を構築し、実行、検証、修正、再度実行する。このプロセスを繰り返して前に進めるのが、サービス事業の面白いところだと改めて思いました。「スタディサプリ」を始めたことで次々に訪れる機会に対して、チャレンジしていきました。予期せぬ成功と偶然出会うためには、何かを始めなければいけない、考え、そして実行することが本当に重要だと、スタディサプリの事業立ち上げを通じて痛感しました。
「スタディサプリ」をユーザー課金サービスとして大規模なプロモーションと共に垂直に立ち上げたから高校接点が生まれ、勉強サプリを始めたから小学校、中学校コンテンツが充実し、このコンテンツが充実したことと高校接点を有機的につなげることで、高校導入がスケールし、既存事業である進路領域の変革につながりました。
まずやってみること、とにかくこれが最初だと思います。「やってみない事には何も生まれない」ということを強く感じました。

「0→1」を創り出し、さらにそれを「1→100」へと繋げていく中でご自身の中で意識していることはありますか?

「勢いを創り続けること」が重要だと思います。先日、何かの記事で読んだんですが、「勢いから生まれる社内の活力は“きっと次のチャレンジでも勝てる”という思いを生み、更なる大きな挑戦と成長を促してくれる」的なことが書いてありました。
「スタディサプリ」は「受験サプリ」の高校領域からはじまり小学校、中学校領域へ拡大、さらには資格領域(簿記やTOEIC、介護福祉士、ケアマネージャー)や、趣味おけいこ領域(ゼクシィキッチン)までも拡大、そしてQuipperのM&Aで、プラットフォームの変更と東南アジアを中心とした海外進出まで事業領域を拡げ続けてきました。好奇心とガッツと勢いで暗闇の中を前進してきました。勢いと共に、前に進むしかなかった。だからこそ、5年経った今もサービスは存続し、生き残っていられるのだと思います。

「僕の人生は変わりました」
その言葉を聞いた時、本当に嬉しかった。

「スタディサプリ」は今や多くの受験生が利用するサービスになっていますが、ここまでの規模に成長できた理由はどんなところにあると思いますか?

「スタディサプリ」のスタート当初からサービスにジョインしてくださっている先生たちは、リクルートという会社がこれまで積み上げてきたものに期待してくれた部分が大きいのではと感じています。リクルートなら何か新しいイノベーションを起こしてくれるかもしれないという期待を持っていただけたからこそ、0からいっしょに関わってくださったのだと思います。

リクルートという会社が積み上げてきた「0→1」の実績と、「スタディサプリ」が持つ未来を変えていこうとするビジョンが掛け合わされた結果ということですね。

立ち上げ当初からダイナミックにサービスを展開できたのは、リクルートにいる人たちの力が大きかったと感じています。例えば、リクルートは「リクナビ進学」などの事業を通して、40年以上にわたり高校や大学、専門学校と関係性を築いてきているため、全国の学校に渉外担当者がついているのです。この渉外アセットを活用することで、全国の高校への「スタディサプリ」の集客活動にも繋がっています。これまであっという間の5年間でしたが、さまざまな経験をしながらドキドキワクワクの毎日を過ごすことができています。

サービスを運営するうえで、西山さんが大切にしていることを教えてください。

カスタマーから「ありがとう」と言ってもらえるようなサービスを運営したいです。ビジネスの観点では、大きな市場のなかで、まだWeb化されてないものをWeb化するということがこれからの勝ち筋だと考えています。まさに「スタディサプリ」はこれに当てはまっているサービスでしたし、これからも可能性は無限だと思っています。

「スタディサプリ」を通して、たくさんの感謝の言葉をいただいている西山さんですが、特に印象に残っているエピソードはありますか?

嬉しいエピソードはたくさんありますが、中でも、一番印象に残っているのは「スタディサプリ」の合格祝賀会での出来事です。そこで私は、登校拒否で学校を辞めてしまった子に出会いました。その方は、高校には行けなくなってしまっていたそうですが、そんな時に「スタディサプリ」に出会い、勉強するようになり、最終的には某有名国立大学に受かったと、話してくれました。「僕の人生は大学からリスタートします。スタディサプリに出会えたおかげで、僕の人生は変わりました。ありがとうございました。」との言葉をいただけた時は、本当に嬉しかったですね。人生を切り開いたのは、勉強した本人以外の何モノでもありません。ただ、「スタディサプリ」が、そのような方のお力になれたと思うと、社会に対して少しでも影響を与えられているのではないかと感じられました。自分が、仕事で頑張れる理由はまさにココですね。今後はこれまで以上に、「学びたい、学んでよかった」が増えていく世界を創っていきたいと考えています。

最後に、どんな人と一緒に働きたいですか?

「自ら機会を創りだし、機会によって自らを変えられる方」ってリクルートではよく言うのですが、新しい価値を創造したい方や社会に大きなインパクトを与えたい方にぜひ入社していただきたいですね。一緒に、未来を創っていきましょう。

PROFILE

西山 亮介(にしやま りょうすけ)

ビジネスグロース
2006年新卒入社
入社してから約5年半、SUUMOサイトの立ち上げや、住宅関連の事業開発案件などを担当。2011年より進学領域に配属となり、同年には新規事業提案制度「NewRing」グランプリを獲得し、「スタディサプリ」に立ち上げメンバーとして参加する。現在は「スタディサプリ」「ゼクシィキッチン」「キッズリー」を運営する他、グローバル事業としても「Quipper Video」や「Quipper School」を運営。短期戦略の実行推進、中長期戦略の検討の責任者を担っている。