• 新卒5年未満
  • ダブルワーク

価値を生み出し続け、
事業を変えるデータ解析に挑戦したい。

杉浦 太樹
株式会社リクルート住まいカンパニー
ネットビジネス統括本部
マーケティング部
データ・ソリューショングループ
データマネジメント&オプティマイゼーション チーム
データサイエンティスト
2015年新卒入社

リクルートなら大量のデータを通して、
カスタマーと対峙できる。

現在はどのようなお仕事をされているのですか?

現在はリクルート住まいカンパニーのマーケティング部データ・ソリューショングループで、複数の分析プロジェクトに取り組んでいます。現在主に担当しているプロジェクトを3つ紹介します。まず1つ目は、「SUUMO」を訪れてもらうための広告予算の最適化です。具体的に言うとリスティング広告やディスプレイ広告といった広告施策に対して、どの程度のコストを使うと最適なのか分析しています。また、単純に分析を行うだけではなく、集客担当者と広告代理店が簡単に使うことができるような「バジェットくん」という集客予算差配ツールも開発しています。データ分析だけに閉じるのではなく、集客グループと協業し、定常的に運用に乗るように業務プロセスの改善、業務の最適化なども含めて行っています。2つ目は、中古マンションの価格相場の予測を行っています。精度を追求するだけでなく、ユーザーの検討行動を鑑みて誤認がないように、物件ごとに予測相場の価格幅を変えるなどアルゴリズムをチューニングしています。3つ目は米国の不動産流通サイト「Movoto社」におけるエージェントシミュレーションモデルの構築です。Movoto社はアメリカにあるリクルートの子会社であり、同名の不動産ポータルサイトを運営しています。そこにいるMovoto社の社員と協力しながら、新しいビジネスモデルを作れないか検討しています。今はエージェントモデルを作成しシミュレーションを行い、ビジネスとして成り立つのか検証し、それを経営陣に提案する準備をしているところです。3ヶ月に1回程度、サンフランシスコにあるMovoto社を訪ね分析報告や議論などを行っています。その他にもユーザー向けメール施策・プッシュ通知施策、注文住宅ユーザー向けの新規事業のための分析、クライアント向けの業務支援分析ツールの開発なども並行して行なっています。

データ解析を主に担当されていますが、そうしたバックグラウンドがあったのですか?

大学3年生からデータ解析の研究室に在籍し、機械学習に関する研究を行っていました。研究を進めていくに連れ、どんどんこの分野が面白いなと感じ、データ解析のコンペティションに参加するといった活動もしてきました。それまでは、日本中を自転車で走り回っていたので、ある意味まったく別の世界に興味を持ちましたね。

リクルートに入社した決め手を教えてください。

リクルートのインターンシップに参加したことがきっかけで、就職したいと考えました。インターンシップには2回参加し、1回目がリクルート住まいカンパニーでのアプリ開発、2回目がリクルートライフスタイルでのデータ解析でした。アプリ開発時に賃貸物件の検索アプリを作った結果、コンペで優勝し、その賞品としてサンフランシスコとMovoto社に連れて行ってもらいました。そこで不動産ビジネスにおけるデータ解析はとてもおもしろい、と感じました。また過去の成約データなどに基づき、不動産エージェントと買い主をマッチングするという話を聞いて、強く興味がわき配属時にはリクルート住まいカンパニーを希望しました。さらにリクルートならばデータも多く、実際にサービスを持っていることからカスタマーに使ってもらって、カスタマーと対峙できるというところにも惹かれました。何よりインターンシップで知り合った人たちと働きたいという、人の部分も大きかったです。

副業はしていますか?

はい、個人でデータ解析を請け負う仕事もしています。会社の仕事だけだと見えてくる世界も狭まってしまうと思ったからです。今の仕事では分析設計やモデリングまではほとんど自分でやるものの、必ずしもすべての案件において分析を実装する、ということができないこともあります。なので、副業では自分で手を動かすのを意識して行っています。

「自分で仕事をつくれる」
ということが1番面白い。

これまでに大変だったと思うエピソードはありますか?

会社に入って一番びっくりしたのは、想像以上の量のプロジェクトを任されたときです。学生時代は、1つのことをしっかりやるという状況でしたが、ここでは複数のプロジェクトを同時に行う必要があるという違いがありました。8個、9個というプロジェクトを担当した時もあって。でも1日に費やせる時間は限られるじゃないですか。会議も多い中で、まずどうやって全て80点を取るかという状態でした。1つを80点に上げようとすると、他はまだ20点という状態で、常に仕事に追われ続けているという毎日でした。でも最近になってようやく、ツボを抑えられるようになり、コンスタントに80点を、時には90点、100点だと言ってもらえるようになってきたかなと思います。少しずつ余裕もできてきたので、新しいプロジェクトにもチャレンジしています。

新人賞を受賞していますが、受賞に至った経緯などを教えてください。

僕が新人賞で評価してもらったのは、集客予算最適化用のツール「バジェットくん」をつくって、運用に乗せたという点ですね。実際に使用する「SUUMO」集客担当者と広告代理店の担当者といった、分析のプロではない人でも使えるようなインターフェイスをつくることに苦労しました。さらに使ってもらえる分析にするために、各担当者に分析ロジックを適切に説明するだとか、担当者の勘所をアルゴリズムに組み込むなど、苦労しながら進めていった点を評価してもらえたのだと思います。
最初から上手くいっていたわけではありません。入社して初めて0から任せてもらったのはアンケート分析でした。学生の時は機械学習を専門としていたので、アンケートの調査設計・分析はやったことがありませんでした。本を読みながらアンケートの調査設計および結果を分析しました。面白い結果がでたので使ってもらえると思ったのですが、業務に落とし込めていなかったので「面白いね」だけで終わってしまって。上司から「杉浦くんの分析は20点だね」と言われたのが今も心に残っています。そこから「どうやったら使ってもらえるか」を強く意識するようになりましたね。少しずつ使ってもらえる分析になってきたんじゃないかなと思います。

リクルートの強みはどのようなところにあると思いますか?

僕がこの会社で一番面白いなと感じるのは、自分で仕事をつくれるところだと思っています。まだ実際にプロジェクト化していないものでも、仲間との話の中で面白そうなものがあれば、「あの人とこういうプランでやろうと思うのですが、やらせてくれませんか?」と提案して、やる価値があると思ってもらえれば本当にやらせてもらえます。これはリクルートならではの大きな強みであると思います。

杉浦さんは、「0→1」「1→100」のどちらに当てはまると思いますか?

データ解析を強く生かすのは、やはり「1→100」なのかなと思っています。データがない0だと、データ解析はできないので。ただ、データ解析を見据えて仕事をつくっていくという意味では、「0→1」もできるとは思います。

「0→1」「1→100」に対して、どのように考えていますか?

リクルート住まいカンパニーのデータ解析グループは面白くて、R&D(研究開発)ミッションを付けてもらえます。僕のR&Dミッションでは自分の出身の研究室と共同研究をしています。内容としては今の部屋探しの中心であるディレクトリ検索に対して、もっと直感的に探せるようなアルゴリズムが作れないか、と先生や学生と議論を勧めています。そういうのは「0→1」だと思いますね。

どんなときにやりがいを感じますか?

関わっている案件の一つなのですが、メールやアプリのプッシュ通知を用いてカスタマーに物件や記事をお薦めしているんですね。送信専用のアドレスではあるのですが、たまにカスタマーから返信が来るんですよ。「こういう物件を薦めて欲しい」とか、「ありがとうございました。このメールのおかげで成約しました」のように。そういうのは嬉しいなと思いますし、やはりお部屋探しに関われている実感がありますね。今後ももっと1人ひとりにあった物件探しができるようにデータを使ってサポートできればと思います。

データ解析によって、
事業を変えていきたい。

これからリクルートでどのような仕事をしていきたいですか?

現状の事業にはまだまだ改善できる伸びしろが多いと感じます、その中でデータ解析を使えばこういうことができそうですよ、とどんどん提案して実現して価値を生み出せたらいいなと思います。きちんと業務に使ってもらえる、使い続けてもらえる、そして事業を変えていける分析をしていければと思っています。

今後の目標はありますか?

物件の探し方という分野では、ポータルサイトとしてまだまだ色々研究できるところがあると考えています。どんどん事業とつなげていきたいですね。「これは自分の仕事です!」といえるモノを作りたいです。

どんな人と一緒に働きたいですか?

データ解析によって、広く深く事業を変えていきたい人には、ぜひ来て欲しいですね。データ解析だけをやりたい人は、もしかしたら合わないかもしれません。データ解析に加えて、自ら課題を見つけて業務を変えていきたいとか、サービスを変えていきたいと思う人に、ぜひ来て欲しいなと思います。そういう人にとっては、すごく楽しいと思いますよ。僕は今この仕事がとても好きなので、ぜひ一緒に楽しいことをやりたいですね。

学生のみなさんに、伝えたいメッセージはありますでしょうか?

「SUUMO」のデータを分析していると、本当に様々な人の住まい探しが見えてきます。家を借ったり貸したり、買ったり売ったり、建てたりって、とっつきにくいとは思うのですが、すごい面白いと伝えたいですね。

PROFILE

杉浦 太樹(すぎうら たいき)

データ解析
2015年新卒入社
学生時代は統計的機械学習を研究する研究室に所属し、電力需要や太陽光発電量などの時系列データの予測を行っていた。コンペティションに多数参加するなど経験を積んだ後、リクルートのインターンシップに参加。それがきっかけとなりリクルートホールディングスへ入社。リクルート住まいカンパニーへ配属され、集客予算の最適化ツール「バジェットくん」を開発し、新人賞を獲得。現在は住まい領域において、相場分析、物件情報のレコメンデーション、予算の最適化、営業支援のための解析ツール作成など幅広くデータ解析を行う。また、アメリカにある住宅ポータルサイトMovoto社では新しいビジネスモデルのためのシミュレーションモデル作成を行う。社外ではデータ解析の仕事を個人事業主として請け負うなど、精力的に活動を続けている。