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すべては、エンジニアのために。
IT専門役員の挑戦。

竹迫 良範
株式会社リクルートマーケティングパートナーズ
まなび事業本部
オンラインラーニング事業推進室
専門役員、プロダクト開発部部長
技術フェロー
2015年中途入社

エンジニアのための
組織作り。
大変だけど貴重な
体験をしています。

専門役員として取り組んでいることはありますか?

今は、内製開発のIT担当の専門役員として、エンジニアが最高のパフォーマンスを発揮するための組織作りに取り組んでいます。組織と社員と事業が一緒に成長していけるように、自分たちの手で会社の組織と制度を作り変えている真っただ中です。

組織作りで大変なのはどんな点ですか。

もともとリクルートは営業が強かった会社だけに、エンジニアの人事評価にも、営業と同じ制度が適用されていました。エンジニアは営業とはまったく異なるモチベーションで動いているところがありますので、まず人事制度の改定に着手しました。またエンジニアとしての専門性を追求していくキャリアパスも整備しました。一番大変なのは、急激に組織が拡大する中で、どうやって体制を整えるか。私が入ったころは27人ぐらいの組織でしたが、今は70人くらいと、1年で2倍以上に増えています。チームや人数が増えても、働いている人たちが良いパフォーマンスを発揮できる仕組みを作らないといけません。リクルートの強みを活かしつつ、エンジニアの働きやすい組織を焦らず段階的に作っていくことが重要です。

エンジニアの横のつながりを強める策があるそうですね。

エンジニア向けのハッカソンや社内勉強会の企画など、普段業務接点のないエンジニア同士が交流できる機会を作っています。普段はほかのグループ会社や部署がどのようなことをしているのかわからないので、RPGのゲームでいろんな村を回って、村人たちから情報を集めているような感覚でおもしろいですね。今後は、横のつながりを強めて技術を共有する複数の仕組みをさらに連携していきたいです。そこで成長していくエンジニアたちを親の気持ちで見届けたいなと思っています。

システム開発の内製化の必要性はどんなところにあるのでしょうか?

リクルートのエンジニアが企画段階から関わることで、外注だと通常1年程度かかるようなサービスを、場合によっては数か月で立ち上げることが可能になります。またエンジニア自身がユーザー目線で気づいたことをすぐに改善することもできます。ユーザビリティを日常的に向上させていくことを通して、内製開発の価値は最大化されると思っています。また、通常のネットベンチャーだと、小さく作って徐々に育てていくのですが、リクルートは最初から大きな予算を投資するので、スタート時点からコンテンツ込みでしっかりしたサービスが作れるし、全国展開する際は営業の力も活かせます。そういう意味では、これまでのネットベンチャーに限界を感じていた人たちには良い環境だと思いますね。

先達が生み出した事業が
どう成長してきたか、
その歴史を「0→1」の
フェーズに還元。

大切にしているポリシーやルールがあれば教えてください。

僕は、生産性の向上につながることは、基本的に何でもしていいと考えています。逆に、生産性を落とすような仕事はできるだけなくすようにしています。部内では、極力ミーティングを入れない曜日を設けて、エンジニアが作業に集中できる時間を作りました。情報のストックとフローを意識して、ConfluenceやSlackなど共通のコミュニケーションツールを使うということも徹底していますね。リクルートマーケティングパートナーズとリクルートホールディングスでは、2015年からリモートワークを制度として認めているのですが、こうした取り組みも共通のコミュニケーションツールがあるからこそ成り立っています。リモートワーク導入の際には「生産性が落ちるのではないか」という懸念もあったようですが、むしろ無駄な会議が減って、結果的に良かったと思います。お子さんがいるなど、それぞれに家庭の事情もありますし、働き方の多様性を認める土壌は大切ですね。

「0→1」か「1→100」、どちらを意識して仕事をしていますか?

そもそもは、両方やりたくてリクルートに入ったのですが、今はエンジニアのための環境構築など、まさに「0→1」の仕事を多くしています。一方、リクルートにはすでに「1→100」に成長した成熟事業が複数あるので、そういった先達の事業を見ることで、どういうふうに成長し、組織化してきたのかという歴史も知ることができます。それを最初の「0→1」のフェーズに還元できるという意味でも非常に興味深いし、居ながらにして両方経験できるのは珍しいですね。
これまでずっと、リクルート卒業生が起業家として活躍しているのはなぜだろう?というところに興味がありましたが、実はこんなところに答えがあるのかもしれませんね。中に入った今、まだまだ学べることはたくさんありそうです。

リクルートならではの特徴やユニークさがあれば教えてください。

リクルートのエンジニア組織は、中途入社が多いので、さまざまなバックグラウンドを持つエンジニアが集まっています。それぞれが在籍していた会社のカルチャーが混ざり合って、それが多様性につながっているような気がしますね。また、「キャリアウェブ」という制度を使えば、自らの意志でグループ会社内での転籍もできます。イントラネット上にアップされた求人広告を見て、自由に応募できる制度ですが、マッチングが成立すれば、元部署の上司は拒否権を持ちません。自分の意志でもキャリアアップにチャレンジできるわけです。

「パトロン」という夢の
実現にも、
リクルートでの経験が糧になる。

竹迫さんの人生における夢はなんですか?

老後はパトロンになりたいと思っています。そのためには、実際に投資のマネジメントとか、どうやって人を成長させるかなどを知っておきたいと思っていて。まさにその部分で、リクルートでの経験がたまってきていると思います。リクルートは複数の事業を持っている会社なので、様々な事業フェーズに関われることも大きい。あとは、チャンスが来たら、それを掴むタイミングを逃さないように、予測して備えておくことが大切ですね。

新卒社員の育成という点で、どんなことを大切にしていますか?

これまで学んできたスキルをミッションで活かしつつも、現場のエンジニアとともに新しい技術も学んでもらいます。プログラミングというのは受験勉強とは違うので、点数がつけられる機会はあまりありません。だからこそ、優秀な先輩を通して高い壁を感じることで、「追いつくためには何が必要か」とか「自分は違う軸で攻めてみよう」と考えることができるのです。そんな過程を通して、自分の個性や強みを認識できると良いと思います。

一緒にプロジェクトを進める仲間として、どんな人と一緒に働きたいですか?

リクルートは一見、バリバリプログラムを書くことだけに専念したい人は、活躍の場を見出しにくいように思えるかもしれませんが、高度な専門技術が求められる部署もあります。エンジニアには、プロダクトを良くするために磨きをかけていくタイプと、与えられた制約の中で職人的に成果を出していくタイプがいると思うのですが、それぞれの特性やスキルに合わせた仕事や役割をアサインしていくということを意識しています。だから成長したい人にはぜひ来てほしいと思います。自分の専門分野を伸ばすっていう成長もあるし、今まで気付かなかった部分を伸ばして可能性を広げる成長もある。そういう経験を一緒に積める人、意欲のある人と一緒にやっていきたいですね。

PROFILE

竹迫 良範(たけさこ よしのり)

エンジニア
2015年中途入社
大学卒業後、独立系ITベンチャーにて大企業向け国際化パッケージソフトを開発。前職では、中長期の研究開発の傍ら、エンジニア採用、産学官連携活動と日本の人材育成に関わり、NPO法人にてセキュリティコンテスト「SECCON」を立ち上げる。現在はリクルートマーケティングパートナーズ専門役員として内製開発エンジニア組織の体制強化を行なう。対外活動として、IPA未踏IT人材発掘・育成事業プロジェクトマネージャーも兼務。