ベテラン×若手の理系女性が語る キャリアとライフプランの描き方

就職活動、入社後のキャリア、結婚や育児。人生のステージが進むにつれ、やりたいことも悩みも移り変わっていく中、どのようにしてライフプランを描けばよいのだろうか。今回対談したのは、理系出身という共通のバックグラウンドを持つ入社1年目の周静芳とベテラン社員の柄川麻美。それぞれが就活で考えていたこと、入社の動機やリクルートの魅力、これまでのキャリア形成や今後の展望まで語り合いつつ、話題は周から柄川への悩み相談へ。対談の中で見えてくる、「難題にこそワクワクする」リクルートイズムとは。

PROFILE

柄川 麻美

#ビジネス総合コース #AI研究所 #マネジャー 
工学部精密工学科を卒業し、株式会社リクルートに2011年に新卒入社。『ゼクシィ』営業、新規事業開発組織での新規事業立ち上げ・グロースを経て、AI研究所の設立に携わる。現在は、AI研究所のマネジメントを行う。2児の母でもある。

周 静芳

#プロダクトグロースコース #HR領域 #PdM
工学系研究科物理工学専攻、2021年に株式会社リクルートへ新卒入社。転職希望者に求人情報を提案する機械学習モデルの開発を手がける。

若手の発言がフラットに受け入れられる風土に感動

柄川 麻美(AI研究所マネジャー)

柄川周さんは学生時代からいろいろなことに取り組んで活躍していたと聞いていました。入社前まで何を考えてどんなことをしていたのか、ぜひ聞いてみたいです!

私は大学で物理工学を専攻していてもともとは研究者になろうと思っていました。中学2年生の時にアインシュタインの相対性理論に感動したことがきっかけで、物理に興味を持ったんです。

一方、IT業界で働く父の影響でプログラミングにも関心があって、大学時代はハッカソン(ソフトウェア関連の開発イベント)に参加して、猫耳の形をした姿勢矯正デバイス「Neko Electro」を製作しました。単に企画を形にするだけでなく、長時間安定動作できるような完成度まで持っていかなければならないのは本当に難しくて。でもそれ以上に、コンセプトからゼロベースで考えて作り上げていく楽しさに魅せられました。座学で学ぶだけでなく、こういった出場を通して本気で一からつくってみないとなかなか身につかないんだなというのを体感してからは、積極的にさまざまなプログラムやコンテストに参加するようになりました。この時から「人の考え方や生活がアップデートされるようなプロダクトを作りたい!」というビジョンを持つようになり、それは今でも変わりません。

周 静芳(PdM)

柄川その後の就活では、どのような企業を検討していたの?

リクルートの他には、コンサルやベンチャーキャピタルなどを考えていました。自分の強みを活かして生き生きと働けそうな場所であればどこでもいいというスタンスだったので、業界にはこだわっていなかったですね。

でも、就活を進めるうちに、私は「全ての制約を度外視してできることを発見する瞬間」が好きだと気が付いたんです。そうした瞬間はリクルートのように自社サービスを提供する企業の方が起こりやすいだろうし、マインド面もマッチするだろうと考えました。さらに、裁量を与えてくれる企業の方が自分はやりやすいとも感じたんです。自分でやるのとやらないのではそこに至るまでの思考量が段違いだし、この差が後々大きくなってくる。

柄川自分で決めて動いていける環境は、確かに大事だよね。その時点で就職先をリクルートに絞れているような感じはあるけれど、決定打となったエピソードはあった?

リクルートでデータエンジニアとして1カ月半、インターンをしていた時のことです。開発していたツールのコンセプトに疑問を持ち、思い切って意見を言ったことがありました。

人事の方が「せっかくだから言ってみようよ!」と後押ししてくれたこともあって勇気を出したんですが、伝えてみたら役職者の方々が 「確かに指摘の通りだね、じゃあどうしたらいいと思う?」という感じで、批判を受け入れた上で建設的にディスカッションして、一緒にプロダクトを作る方向に誘導してくださいました。若手の発見や発言をフラットに歓迎し、観点を生かそうとしてくれる風土に感動しました。

営業、新規事業、AI研究所設立、そしてマネジメントへ。
ワクワクに導かれてキャリアを形成

柄川さんは現在「AI研究所」のマネジメントに携わっていらっしゃいます。リクルートへの入社動機や、現在に至るキャリア変遷を聞かせてください。

柄川私は昔からものづくりが好きで、よく工作をしている子どもでした。勉強は数学や物理が好きで、大学ではロボット工学を専攻していました。ホームロボットを作りたいと思って専攻を選んだ時とも共通するのですが、就活で改めて気付いたのは、私は規模が大きなものや社会に欠かせないインフラよりも、日常生活に溶け込むような、身近で手触り感のあるものに心を惹かれるということ。中でも、「なくても困らないけれど、あるとより豊かでハッピーになる」プロダクトや事業に関わりたいと思ったんです。

最終的にリクルートに決めた理由は何だったんですか?

柄川いろいろな企業を見た中でリクルートが一番、入社後の自分が想像つかなくて、未来にレールも制限もない場所だと感じたからです。先輩社員たちも経歴や個性がバラバラで、それでいて全員が自分の仕事をものすごく楽しんでいる。先輩それぞれに共感しつつも「この中の誰でもない人に、これから自分がなっていくのかな」と思った時にすごくワクワクしたのが大きかったですね。

当時は今のような細分化されたコースがなく、総合職としての採用でした。第一志望にしていた『ゼクシィ』の営業に配属され、担当する結婚式場に、広告の出稿提案などを行っていました。

営業とは意外です! なぜ志望したのですか?

柄川ビジネスに携わる以上、その事業がどのように売上を立てて成り立っているのかをまず知るべきだと思ったからです。将来自分の事業を作りたいと思ったときに、お金を生み出す仕組みを知っていることはマストではないかと。

実際に営業の仕事に取り組んでみて、いかがでしたか?

柄川営業先の企業は、当たり前だけれど1社ごとに状況も、大切にしているポイントもぜんぜん違うし、意思決定も1人1人性格の異なる人間が行うことなので合理だけでは決まらない。それを理解しないとよいものを提案できないし、私たちは何も貢献できない。真剣に向き合い、共感をつくって意思決定していただくプロセスに、学生時代には経験しなかった仕事の奥深さを感じましたね。

社会経験も浅くて結婚式もしたことがない自分が、結婚式場で何年も何十年も働いているベテランの方にどうしたら信頼していただけるか……ヒアリングも提案の仕方も全てが試行錯誤の連続。その後の仕事に欠かせない経験になりました。

その後『Ring』(リクルート全従業員を対象にした新規事業提案制度)でスマホアプリの起案をして受賞されたとお聞きしました。それはどのようなものだったんですか?

柄川「恋愛を、もうちょっとだけオープンに」がコンセプトのアプリです。恋人と登録して、デート写真などの想い出をためたり、2人の恋を見守り応援するカップルの輪がうまれたりするような機能を特徴としていました。

やっぱり自分の手で事業を作ってみたいと思っていましたし、『ゼクシィ』営業として婚姻組数の減少や挙式率低下による結婚式場の苦労に触れるなか、あるクライアントの方に「リクルートさんには、結婚式を挙げるカップルを増やす取り組みをしてほしいんですよね」と言われたことが心に残っていて。カップルが結婚式を挙げたくなるムードを高めるために、私にも何かできることはないかとずっと考えていたんです。

『Ring』でグランプリを受賞すると、企画を実現するための予算と人事異動がついてきます。私も新規事業開発組織へ異動となりました。自分の思い描いたものを世に出せる幸せを味わいつつ、そう簡単にグロースしないことも痛感しましたね。

でも、寝ても覚めても自分のプロダクトのことを考えている日々はとても充実していました。仲のいい同期と女子会で盛り上がり、そのノリのまま2人で起案したのですが、すごく楽しかったですよ!

それから1年ほど経って、カップルアプリはその同期へ引き継いで、私は別のプロダクトのオーナーになりました。

そうなんですね! せっかく自分のプロダクトを作れたのに、なぜ移ったのですか?

柄川新しく担当したプロダクトは、数百万人のユーザーを抱えていながら全くマネタイズしていなかったのですが、そこに億単位の売上目標がついたタイミングで元々のプロダクトオーナーが退職してしまって。

どうしても放っておけなかったし、営業を経験しているから力になれるかもと思いました。というより正直、あまりの難題っぷりに、これ達成したらヒーローだな!とワクワクしてしまいました(笑)。

マネタイズしていなかったプロダクトなので、営業商品が存在しないどころか、その企画構想からのスタートですし、もちろん顧客開拓もゼロからのスタートで。そのプロダクトが持つアセットを生かした営業商品のアイデアを考えながら、1件1件地道に電話をかけて、良さそうなアイデアを開発して……商品開発と顧客開発を同期させた超高速サイクルでした。目まぐるしい日々で大変ではあったけど、めちゃくちゃ面白かったですね。エンジニア2人との3人チームだったのですが、1年で売上目標は達成できて「GROWTH FORUM」(ナレッジのシェアを行う全社イベント「FORUM」の商品開発・改善部門)で表彰されました。

すごい! そこから現在のAI研究所には、どのようにつながっていくのですか?

柄川このような新規事業のグロースをしていた時、同じ全社のR&D部門としてAI研究所を立ち上げようという話が動いていました。私はロボット工学を学んだあと研究者の道こそ進みませんでしたが、技術に対する好奇心は変わらず強く、新しい技術やそれを生み出す人へのリスペクトはずっと感じていて。

新たに設立するAI研究所は、事業部に属さない全社のR&Dなので、既にあるプロダクトの課題改善のための研究開発ではなく、リクルートグループ全体の中長期戦略ビジョンの実現に向けた研究をする組織。未来のリクルートのプロダクトに欠かせないであろう技術を予測して特定し、そのAI技術を研究開発していき、ゆくゆくは事業に技術接続していくことができる。想像するだけで、とてもワクワクしたんです。私は研究者ではないけれど、研究成果を社会とつなぐ役割として、技術でリクルートの未来を創ってみたいと思いました。

まずは、アメリカシリコンバレーにAI研究所の本拠点を設立することがミッション。世界的権威の教授陣を巻き込みながら、同時に社内各部署からのサポートを得て、新会社の設立が実現しました。(現社名:Megagon Labs, inc。設立時社名:Recruit Institute of Technology)その後は、研究所の規模拡大に伴って東京拠点でも研究を本格的に進めることとなり、今はその組織をマネジメントしています。先進的な技術を、事業に繋いで新しい価値を生み出せるよう試行錯誤の日々です。

若手に任せる器の大きさ、同期のつながりがリクルートの魅力

リクルートのすごいなと思うところは、若手にも大きな案件を任せてくれるところです。自分でできると思っているレベルやキャパの3倍くらいの期待と業務を用意していただいているなあといつも感じます。すごく大変ですが、だからこそこの1年で成長できました。

それに、周りの方もとてもサポーティブですよね。私は入社3カ月目でプロダクトマネジャーを任されました。先輩や上司は心配もしたと思うのですが、いつも寄り添って一緒に考えてくださったんですよね。期待はしてくれるものの「まだできない」ことは承知のうえで「最終的にできればOK」のスタンスで仕事を任せてくれる器に感動しています。

柄川本当にそうだよね。裁量も与えてくれるし「見守り育てることこそ使命だ!」とみんなが思ってくれる、そういう人の温かさは会社全体に通貫していると感じます。

それと私は10年以上リクルートに身を置いているけれど、在籍年数の長短に関わらず、会社のビジョンやミッションが社員に深く浸透していると感じます。各社員が日々対峙する業務は様々だけど、この根底に流れる「血」が好きだったり、そこに共感して選んだ会社だと、目の前の仕事への意義もより強く感じる気がしていて。就活する子たちには、企業が掲げるビジョンやミッションも見てほしいと思いますね。
もう一つ、キャリアを築く上で「転職」という選択も当たり前に検討される時代において、「新卒」での入社先を選ぶために意識してみてほしいのが「同期」です。「新卒同期」は一度しか得られない特別な財産ですよね。リクルートには、バックグラウンドが多様で個性豊かな人たちが集まっていて、大きな野望や信念があったり、学生とは思えない卓越したスキルがあったり、様々な方面で魅力的な人が多い気がします。そんな多様な人たちと、利害関係が一切ない状態で仲間になれる機会って貴重だと思うんです。将来どこにいても一緒に何かを起こせるような、この繋がりこそ、実は新卒でリクルートに入社する一番のメリットなのでは?と個人的には思ってしまうくらい。

10年も経つと私の同期たちもリクルート内外でそれぞれのキャリアや人生を歩んでいますが、直接の接点の有無にかかわらず同期が活躍している姿を見れば応援したくなるし、そんな存在がいるからこそ自分も頑張ろうと思えます。今はコロナ禍でなかなか集まれませんが、以前は同期会や仲良しメンバーで集まることも多かったんだよ。

コロナ禍の入社で、まだ一年しかたっていないのもあって、まだそういう機会は少ないけど、今後が楽しみになりました!

人を巻き込む発想を持つことで、壁は壁ではなくなる

私自身のこの1年を振り返ると、自分の意見が意図通りに伝わらなかったり、プロジェクトがなかなかうまく進まなかったり、いつも何らかの「壁」がありました。最近は少しうまくハンドリングできるようになってきたと思うのですが……柄川さんが壁を感じることはありますか?

柄川いつも壁があるのは、私もそう。でも、常に壁に向き合っていたからこそ、壁を壁と思わなくなったのかもしれません。

私は、全てを自分ひとりで解決しようとはまったく思っていないんです。特に新規事業開発を行なっていた時に、チームで動くからこそうまくいくのだと身をもって理解しました。たとえば、私がアイデアを出せても、開発する人や運用する人がいなければ形にできないですよね。

だから、それぞれができることを磨いて、そこで貢献することが重要だと思うようになりました。難題がやってきたとしても「これはあの人に頼ろう」と人を巻き込む発想になるから、壁にはならないんです。周さんは今、壁だと感じていることがありますか?

実は今、リクルートとは別に自分が立ち上げたプロジェクトで体外受精を自動化するロボットを製作しています。会社にもしていて、東京大学との共同研究もスタートして着実に技術開発は進んでいるのですが、まだ事業化までの見通しは立たず……リクルートの仕事とどういうバランスで取り組むのがいいんだろう……って悩んでます。いつかはじっくり腰を据えて取り組みたいのですが、でもいつがそのタイミングなんだろう、って。自分は子どもも欲しいと思っているのですが、子育てと起業って両立するの⁉︎というのも心配です。
柄川さんはやりたい仕事と家庭や育児との兼ね合いを、どう考えてきたのですか?

柄川私も就活時代から仕事は全力でやりたいと思っていたけれど、同時に、結婚や子育てに全然妥協ができないタイプだろうなとも感じていたんです。何歳で結婚したいとか、子どもに手作りのお菓子を作ってあげたいとか、いつでもホームパーティーできるような家にしておきたいとか、そういうことは私にはとても大切で。仕事と天秤にかけられないし、どちらも諦められないと思いました。だからこそ、まずは仕事にガッツリのめり込もうと決めたんです。今、子ども2人を育てながら仕事をしていますが、学生時代から思っていた大切なことは、今も基本変わらないですね。

もし私が新規事業開発の最も忙しい時期に妊娠していたり、0歳の子どもを抱えていたりしていたとしたら、どちらにも全力を出し切れない自分にストレスを感じていたんじゃないかな。だから仕事と子育てのピークはずらせるならその方が、自分の幸せのためにはいいと思います。

創造的な仕事はまとまった一人の時間がないと難しそうだと思いますが、それと育児との両立は難しくないですか?

柄川寝ても覚めても、土日だってそのことを考えているレベルの仕事は、さすがに子どもが小さいうちは難しいかもしれないよね。でも今、上の子が4歳になって、また1つフェーズが変わってきたというか、手のかかり具合は減るので、「このくらいの年齢になればできるかも」とちょうど思っていたところなんです。

それと仕事は、経験値が上がってくると、今より効率よく仕事で成果が出せたり、人をうまく巻き込めたりするようになっていくと思う。まだ1年目だから初めての仕事のオンパレードだと思うけど、もし来年取り組むとしたらもっと上手くできるだろうな、と思うことって多くない?
まだ私も母4年目だけど、長いキャリア人生で、子育てにとにかく手が取られる期間はそんなに長くはなくて、思う存分仕事につぎ込める時期はすぐ来るように思うんです。だからそんなに不安に思わなくても大丈夫じゃないかな。家庭や子どものことが頭から消える瞬間はなくても、それが仕事を阻害する原因にはならないですよ。

気持ちが少し楽になりました……! それから将来といえば、管理職として上に進むほど女性が少なくなるのではと気になっています。学生時代からエンジニアや物理学系ということもあり、女性の少なさで思うこともありました。柄川さんはどう思われますか?

柄川リクルートには女性管理職もたくさん在籍していますが、IT系に限って言えばまだ少ないのかもしれないですね。ただ、女性だからという理由でやりにくさを感じたことはもちろんありません。私自身営業時代から人を動かすことに関心が強かったから、管理職という役割はしっくりきています。やりがいがあって楽しいことだなって。

その楽しさ、私も最近少しわかってきました。自分の介在によってプロジェクトが前進して、みんなで楽しく仕事ができる場をつくれるのは幸せなことですよね。

柄川さんはこれからのキャリアをどのように考えていますか?

柄川私がいるAI研究所は、リクルートにとっても新しい取り組みですし、メンバーのキャラクターもこれまでのリクルートにはあまりいなかったタイプが多いんです。多様な人材が集まってこそ組織は強くなると思っているので、私たちのような組織がリクルートにどんな化学反応を起こして、未来のリクルートを創っていけるかが、今はすごく楽しみですね。同時に、テクノロジーの進化スピードはとにかく速く、新しい研究成果がどんどん生まれているので、自分はそのハブとして貢献することが短期的なwillです。

長期的なwillとしては……今は自分の子育てに熱中しているけれど、その先に自分のキャリアとしても「教育」に本腰を入れたくなる時期が来ると思うんです。特に教育に関しては、学生時代から関心が強くて、教育関係の会社でインターンをしていたのですが、子育てに向き合ういま、改めてその大切さを実感していていつか本腰を入れて携わりたいと思っています。ただ一度教育業界に足を踏み入れたら私はきっと抜け出せないので、まず自分の子育てをやりきったと思えたらそちらに進みたいかな。その時には子育て経験とリクルートでの経験を合わせて何ができるのか楽しみです! 周さんのこれからは?

リクルートでやりたいことはまだ漠然としているんですが、 今積んでいる経験を生かして、いつかは、ユーザーもクライアントもサービス提供者も全員にとって全てがWinになりながら世界をアップデートしていけるような、みんなが幸せになれるプロダクトを作れたら最高ですね。あとは、手をかけなくても収入が入るような仕組みを作れたら、研究をしたり、ピュアに世の中に貢献するという観点でものをつくったり、他にも今とは全然違う仕事をしたりしてみたいですね。長い人生ですから、いろいろな角度から人生を開拓していけたらいいなと思っています。

いま熱中していること

“スモッキング刺繍”の子供服作り

生地に細かなひだを作り、一山一山刺繍するスモッキング刺繍。生地や糸を海外から輸入し、デザインを構想し、手間をかけて作る裁縫が至福の時間です。(柄川 麻美)

キャンプ椅子で日向ぼっこ

よくキャンプ椅子で日向に出して日光浴してます。家でもやります。たまにここから会議に出てます。(周 静芳)