入社年次の浅い若手も事業のアイデアを自由に提案でき、可能性が認められれば事業推進のバックアップも惜しまない。それがリクルートの新規事業提案制度『Ring』である。例年1,000件規模の応募を集めており、62期(2021年応募)を見ても1次審査の通過率が4%という難関だ。
61期のグランプリに輝いた『Alumy』は、企業と退職者の新たな出会いを作るカムバック採用代行サービス。受賞したのは同じ大学、同じゼミで学んだ3名のメンバーだ。事業化に向け準備を進めるメンバーに、Ringに応募した経緯、受賞に至るまでの試行錯誤を存分に語ってもらった。事業化に求められる要素を満たすべく試行錯誤を続けたメンバーの奮闘、そして周囲のサポートを聞き、多くの若手社員が目指す事業立案の登竜門について掘り下げていく。